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2012 年 の過去の記事

ドコモの異業種参入は成功するか?

2012 年 7 月 26 日 木曜日

 ネットで、NTTドコモが2012年3月に有機野菜や無添加食品の宅配会社である「らでぃっしゅぼーや」の株式を取得し同社を子会社化した理由は何かという記事を見かけました。連結売上4兆円強、営業利益は9千億円という会社が、年商220億円営業利益3億円の会社を、また全くの異業種の買収ですので「ナゼ?」と疑問を抱くのです。その理由の一つは、携帯事業が難しくなっていく中で、2011年に示した「これからは総合サービス企業として、モバイルとのシナジー効果が高い様々な事業領域において新たな価値創造に向けた取り組みを更に推進していく」というビジョンの一環としての買収であったようです。
 ただ、これが上手くいくのかは見守るしかないのですが、P.F.ドラッカーは著書「マネジメント」の中で、多角化が成功するには調和できるかが重要であり①共通の市場のもと②共通の技術のもとでの多角化がポイントになると示しています。つまり今もっている客を対象にするのか、今もっている開発力を活かせるのかということことが成功のカギになるとの考えです。
 今回のドコモの場合は、既存の携帯電話の客に携帯電話のサイトを通じて、有機野菜を販売するというビジネスモデルが考えられるであろうが、携帯電話会社のあまりに幅の広い客層を相手にして、どのようにターゲットを絞ることができるのかが課題である。個人情報が厳しきなった中でも、ネット環境を通じての個人情報の吸い上げは可能であろうから、そこから、健康や食に関心のある顧客にターゲットを絞っていくというのが最もオーソドックスな考え方ができる。しかし、市場を大きくするためには、もっと別の戦略が必要になると思われる。
 NTTドコモほどの会社になると、頭脳明晰なスタッフがたくさんいるので心配するには及ばないだろうが、某アパレル会社が有機野菜販売が上手くいかなかったように、全く畑違いの業界に進出するのはなかなか難しいのではないだろうか。それこそ、元の会社のスタッフとNTTドコモのスタッフが調和できるかが一番のカギかもしれない。

夏バテ予防のすすめ

2012 年 7 月 18 日 水曜日

先日、奈良へ出かけました。
美味しいランチをいただいて、「眺望のいいレストラン」というパンフレットを発見。それにはそのレストランも載っていました。その日は窓から離れた席で「いい眺望」は見られずじまいだったのですが、支配人さんから教えてもらったところによると、奈良市では県庁より高い建物を建てることは規制されているそうです。

外に出て、澄み切った青空の下にある緑豊かな山並み、視界を遮るもののない景色を見渡しながら、街が広々としていると感じました。そんな眺めを見ながら食事したら、きっと倍美味しかったことでしょう。

昨日大阪では梅雨明けし、明日は土用の入です。
暑いとついつい冷たいものを口にしてしまい食欲が落ちるので、節電しながら夏バテしないようどうやってこの夏を乗り切ろうかと考えています。
うなぎもいいですが、眺めを楽しみながらご飯を食べるのも一つの手かな、
食欲も出て心も体もリフレッシュされ、また明日から頑張れそうです。

いつかまた、眺望のいいレストランに行って、今度こそ眺望と食事を満喫したいと思っています。

6月から住民税がアップ!!

2012 年 7 月 10 日 火曜日

6月の給与明細を見て住民税が増えていることに気付いた方も多いと思います。
弊社の顧問先様でも「住民税が上がってるんだけど・・」「計算間違いじゃないか」
といった声が上がっています。

ご存知の方も多いと思いますが、民主党の子ども手当の導入に伴い16歳未満の
年少扶養控除が所得税・住民税共に廃止されました。控除額は扶養(16歳未満)
1人あたり所得税は38万円、住民税は33万円です。

所得税についてはH23年度の収入から既に適用されておりましたが、住民税については前年の収入を元に翌年の6月から徴収が始まるため、この時期になって給与の手取額に影響するわけです。

住民税の税率は一律10%なので、毎年の収入が変わらない場合、住民税の月額増加額は33万円×10%×扶養人数(16歳未満)×1/12となります。

子ども二人の家庭では月5,500円の増加ですね。

社会保険料も年々増加していますし、H25年1月から所得税に2.1%の上乗せを25年間、H26年6月からは住民税に年間1,000円上乗せを10年間、さらには消費税も5%→8%→10%と増えていくことに・・

家計も規模は違えど小さな会社だと私は考えています。
今後はより一層家計を管理し、資金繰り計画(ライフプラン)を立てる必要があります。
増税を機に一度徹底的に家計の見直しをされてはいかがでしょうか。
夫婦の考え方も共有することができ意外と楽しいものですよ。


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