税務調査当日までに最低限揃えておくべき書類とは?  |大阪の税理士事務所|竹内総合会計事務所の公式ブログ

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2012 年 の過去の記事

税務調査当日までに最低限揃えておくべき書類とは?  

2012 年 9 月 1 日 土曜日

税務調査では、当然各種の書類・帳簿の提出を要求されますから、言われた書類がすぐに出せるようにしておく必要があります。「ちょっと待ってください。探してきますから」などと答えるようでは、日頃から整理や管理ができていないと思われかねません。調査官に「それでは私もご一緒に」と書類のある場所までついてこられて、余計なところまで見られてしまうこともあるものです。調査当日に、書類・帳簿を何もかも揃えて出しておく必要はありませんが、すぐ
に出せるように整理整頓しておくことです。
調査の当日までに、以下の書類等は、調査をする部屋に用意しておくといいでしょう。そうすれば「調査に協力的だ」と調査官の心証をよくできますし、調査をスムーズに進めることができるはずです。これらについての所昌疑応答も税理士とシミュレーションしておきましょう。
税務調査は、通常、過去3年間を対象とすることが多いので、帳簿書類についてはこの期間のものを準備しておくことですが、帳簿類の保存期間は5年、7年となっているはずですから、さかのぼって提出を要求されても、すぐに出せるようにしておきましょう。

「調査までにそろえておくべき帳票類」

◆売上関連の帳票類

・ 見積書、総勘定元帳、 納品書、入出金伝票、 領収書の控え、小切手の控え、 請求書、売掛帳・買掛帳、 工事契約書

◆経営関連の帳票類

・ 契約書、同族関係者との取引、 稟議書、賃貸借の契約書、 議事録

◆人件費関連の帳票類

・ 給与台帳、役員報酬改定の議事録、 タイムカード、社会保険関係の書類、 出勤簿、 扶養控除等申告書等の年末調整関係書類

◆仕入・在庫・外注関連の帳票類
・ 見積書、納品書、 請求書、在庫表

◆その他用意したほうが良い帳票類
・当日の現金残高

基本的な対策が取られているか? ~調査官の先手をとること

2012 年 9 月 1 日 土曜日

調査される側としては、調査官がどんな項目を重点的にチェックするのかが分かれば、調査の際の対応方法がつかめますし、調査をうまく乗り切れるはずです。ここでは、調査官がどこにどのように目をつけるかを示してきましたが、ここでもう一度まとめておきましょう。
 まず、調査の連絡が入ったら、どのような種類の調査なのか、調査官は誰なのか、日程はどのようにするかを確認します。税理士と充分なリハーサルができるように、余裕をもった日程調整が必要です。調査官がどの部署に所属していて、何人で来るのかも掴んでおきます。税務署には法人税・所得税・資産税担当や、総務・管理など、さまざまな部署がありますが、調査官がどのような部署を経て調査官になったのかを押えておくと、どのような調査をする傾向にあるかが掴
めるものです。税理士は多くの調査に立会っていますし、税務署内部についても詳しいものです。調査官の過去の経歴や特徴なども知っていることが多いですから聞いておくことです。
 次に、書類などの整理・管理の問題ですが、契約書・票講書・取締役会の議決書の3点セットにしておくことが必要です。また、経営者の机の上や金庫などが整理されているかを確認してください。
ださい。不信に思われたり、疑われるものがないようにします。貸金庫のチェックも必要です。

どのような調査方法で調べられるのか ~基本的な調査方法とは?

2012 年 9 月 1 日 土曜日

税務調査で、調査官は、申告ミスや申告漏れを指摘するために、わずかなミスでも見逃さないよう、さまざまな調査方法を用います。
それらは、基本的な調査方法である「通常の調査手続き」と、「その他の調査手続き」に分けられ、調査対象によって、あるいは調査の進行に応じて適宜に組み合わせて駆使されます。
以下にあげたのは、どの調査官も行なう基本的な調査方法で、内部証拠と様々な書類とを検証することで取引の記録性、正確性、正当性などを見るのです。
比較分析では、調べようとする項目(数字)について前期と当期あるいは標準値と比較することで問題点を洗い出し、さらに帳簿と領収書などの証愚書類を突き合わせる(証窓突合)ことで事実の確認し整合性を見ます。また、帳簿や明細表などの計算が正しいかどうかをチェックしたり(計算突合)、帳簿をお互いに突き合わせ(帳簿突合)、正しい申告であったかを確かめます。
実地調査では、証愚突合を中心に、必要に応じていくつかの調査方法を組み合わせて調査が進められていくのです。


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